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誤食に注意!

こんにちは!ケアスタッフの布施田と小嶋です!

これからクリスマス・お正月の時期になり動物たちにとっても美味しそうなものや、興味をそそられるものがお家の中に増えてくると思います。
チキンの骨やプレゼントのヒモ等、食べてしまいそうなものはよく注意して誤食をしないように気をつけましょう。命に関わることもあるため、是非飼い主の皆様に誤飲・誤食について知っていただきたいと思います!

《誤飲・誤食をした時の症状》

・元気がない/ぐったりしている

・食欲不振

・嘔吐/下痢

・よだれが多く出る

・呼吸が荒い/呼吸困難/咳

・便秘/血便 など

《骨・竹串など》

先が尖っているものはより危険です。

誤食してしまった場合、吐かせる処置をすることが多いのですが、骨つきチキンの怖いところは吐く際に、胃や食道を傷つけてしまう可能性があることです。

最悪の場合、内視鏡を用いての摘出や開腹手術になりかねません。

ご家庭でチキンや串付きのものを食べる際は注意してください。

《チョコレート中毒》

症状は一般的に食べてから通常2~4時間以内、時に6~12時間後に現れるとされていて、その症状はチョコレートの種類や摂取量により様々です。

主に、興奮・神経障害・嘔吐・下痢・頻脈・不整脈・多尿・ふらつき・パンティング(息が荒くなること)・腹痛・けいれんなどが見られます。摂取した量が多い場合には痙攣発作・昏睡状態から死に至ることもあります。中毒症状には個体差があるので少量であっても摂取した場合は、すぐに当院にご連絡ください。

 

 上記のようなものを誤食してしまったときは、すぐに動物病院で診察を受けましょう。
食べたものの種類・時間の経過が浅いものによっては、催吐処置(吐かせる処置)を行うことが可能です(吐かせると危険な物質については出来ません)。

 時間が経過してしまうと、胃から腸のほうへ物が流れてしまったり吸収されてしまったりするため、催吐処置が無効になります。その時は全身麻酔をかけて外科手術や内視鏡で摘出することになってしまう場合や、入院して集中治療が必要になる場合もありますので、誤食を確認したら様子を見ずにできるだけ早く動物病院へ向かいましょう。このように、誤飲・誤食は身近なもので、誰にでも起きる可能性があります。

 ワンちゃん・猫ちゃんが飲み込みそうなものは届くところに置かない、遊び終わったおもちゃは回収するなど、飼い主様が心がけて防いでいきましょう!

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